本「話すための英語力」(鳥飼玖美子著)

前回の投稿から普通に一ヵ月空いてしまった…。 ということで、久々にご紹介するのはこちらの鳥飼さんの新書です。 話すためのコツと言う意味でも色々と参考になる実用書です(たとえば失礼にならない反論の仕方とか)が、さすがと唸るのはやっぱり興味を掻き…

本「ライブ!スウェーデンの中学校」宇野幹雄著

ちょっと機会があって、この本を読みました。 日本人で20年以上スウェーデンの中学校の先生をしている方がいることも驚きでしたが、その授業内容やシステムや子どもたちの様子が「ライブ!」とタイトルに付くだけあってかなり詳しく知ることができます。 最…

本「つまらない住宅地のすべての家」(津村記久子著)

津村記久子さんの話はとても共感して読めるのだけど、長編ともなると引きこもりの連休がうってつけだと思ってメルカリでサクッと購入。 なによりこの装丁がすごく好み。 ある意味ジャケ買いでしたが、内容も面白かったです。 ただ普通に考えて異常に登場人物…

絵本「3人のママと3つのおべんとう」クク・チスン作

近所のまちライブラリーが桜特集をしている棚で見つけました。 なんだかどの人にも寄り添う様な優しい絵本でした。 うちの場合はおべんとうを作るのは主に相方なので私以上に「ええ絵本や」と内容が沁み込んだ様子です。 個人的には外に働きに出ている私は会…

本「服を買うなら捨てなさい」 地曳いく子著

昔はこういうハウツー本を読まないタイプの人間でしたが、最近は自分は時折こういう背中を押してくれる本がいるなと思っている。 これだけモノにあふれて暮らしていると自分で意識していないと、好きなものを購入してるつもりが買わされていることも多い。 …

本「共産主婦」イスクラ著

タイトルが気になって手に取った一冊。 その名も共産主婦。 なんじゃそら?と思って手に取ったら、どストライクに刺さる可愛い雑貨がたくさん紹介されていました。 東ドイツ、ポーランド、チェコスロバキア、ハンガリー、ルーマニア、ブルガリア、、、旧共産…

本「これからの男の子たちへ」太田啓子著

タイトルは男の子たちへですが、誰にとっても大事なことが書かれていると思う。 以前に読んだ記事で「性被害の話になると「でもハニートラップとかもあるから」と言う人は交通事故の話で「でも当たり屋もいるから」と言うのか?」と書いてあって強烈な印象を…

本「90歳セツの新聞ちぎり絵」と「91歳セツの新聞ちぎり絵」ポストカードブック

新聞紙ちぎり絵 母の誕生日が近いのでプレゼントに買いました。 ついでに近所の私が小さい頃からお世話になったおばちゃんにも読んでもらおうと思ってポストカードブックも買いました。 で、ケチなので送る前に自分も読む。 ちぎり絵作品そのものも良いです…

本「争うは本意ならねど」(木村元彦著)

これは紹介したいと思い続けてやっとブログ更新です。 コロナ自粛中に著者の木村元彦さんの「13坪の本屋の奇跡」を読んで熱い投稿をしたらそれを読んだ知り合いに「悪者見参」を勧められ、さっそく買いにいったのに書店に在庫がなくて代わりにこの本を薦めら…

江戸の恋(田中優子著)

江戸の恋 皆さま新年あけましておめでとうございます。 今年は帰省も外出もせずに読み正月を満喫しております。 今年の干支は牛ですが、私の干支は蛇。 巳年の執念深い私が今年年末年始をまたいで読んだのはこちらの一冊。 覚えておりますでしょうか? 昨年…

「女子という呪い」(雨宮処凛著)

女子という呪い 彼女の文章はホームレス支援雑誌のBIG ISSUEで連載を読んでいたけど、まとめて本と言う形で読んだのはこれが初めて。 ほぼ同世代を生きてきた彼女の感覚は色んな所でとても自分に近いなと思う。 たとえば上野千鶴子さんのベストセラー「おひ…

本「月曜断食」

月曜断食 とても体調が改善されたとママ友が貸してくれました。 あっという間に読めるし、確かに面白かった! そして私が気に入ったのは断食した次の日から朝は果物とヨーグルトな事。 これ私の2大好きなもの。 結構、知らずに私は朝はこれを食べてた。 りん…

本「言葉を育てる」米原万里対談集

米原万里さんが好きな人にとったら文句なしに面白いです。 言葉を育てる 小森洋一、林真理子、児玉清、辻本清美、糸井重里、、、誰との対談もそれぞれに興味深いですが、ここはやっぱり仲良しのイタリア語通訳者・田丸公美子さんとの対談がとにかく楽しくて…

本「地図のない道」須賀敦子著

地図のない道 以前コルシア書店の仲間たちというエッセイをよんですっかり須賀敦子さんのファンになったわたし↓ tototomoton.hatenablog.com こちらもとてもしずかな気持ちで読み進められる一冊でした。 ヴェネツィアに行ってみたくなる。 そして実は大阪に…

本「僕のウソ」藤野恵美著

まちライブラリーで何気なく手に取ったこの著者の「二人の文化祭」が結構面白かったのでこれも借りてみた。 これもするすると読めるけどなんというか読後感はすごくよかった。 ただ一つだけ気になるのは、この主役の二人の性別は男と女でなくてもよかったの…

花の命はノー·フューチャー(ブレイディみかこ)

花の命はノー·フューチャー このブログは後で自分が何を読んでたか遡る忘備録的なものなので、姉に送ってしまう前に感想を書いておく。 以前に読んだ↓の「ワイルドサイドをほっつき歩け」の若葉のころ(と言うには良い感じにヒネてますが)版。 tototomoton.…

倉敷·蟲文庫と「わたしの小さな古本屋」

蟲文庫 倉敷で蟲文庫に初めて行ってきました。 かなり昔に雑誌クーネルの取材記事を読んで、こんな古本屋さんがあるのかと思っていた景色が店に入るとドンと正面に(注・撮影の許可は得ています) 裏の石垣 数年前に岡崎武志さんの「女子の古本屋」を読んで…

おっきょちゃんとかっぱ

子どもが国語の教科書で紹介されているこの作品を読みたいと言ったらしく、家の者が隆祥館書店で買ってきました。 お話も絵も世界観がぴったり一致しててすごくよい絵本でした。 夏の終わりに読むのにぴったりです。 色んなアングルから挿絵が入っていてまる…

字幕屋のホンネ(太田直子著)

字幕屋のホンネ 面白いと思うのは自分も字幕の勉強をかじったからかもしれないけれど、とにかく「ほんまそう!」ってポイントの多い本でした。 依頼された映画のジャンルや社会背景をどうやって調べるか、その調べた知識の大半を忘れながら次の作品取り組む…

アフリカ出身、サコ学長、日本を語る(ウスビ·サコ著)

サコ学長、日本を語る 子どもが中学校に入学した。 厳しい部活の上下関係、意味不明の校則、「将来社会に出て困らないために」という先生の口癖まで、自分が中学生だった30年前と変わっていないことに衝撃を受ける。 日本で生まれて生きてきた私でも「なんで…

赤毛のアンの翻訳レッスン(再会のアン·シャーリー)

赤毛のアンの翻訳レッスン Anne of Green Gables 思いのほか深い赤毛のアン沼にどっぶりと浸かっております。 馴染みのあるお話とはいえ、原作が書かれたのは1908年。 100年以上前のお話だけあって最初は読みにくく(なんたってモンゴメリーは与謝野晶子と同…

「風と共に去りぬ」のアメリカ

映画「風と共に去りぬ」 このシーンは子ども心に覚えている。 ものすごく美しいビビアン·リーの細いウエストを締め上げるマミー(メイド) 映画と本のどちらを先に観たのか今では記憶が薄れているけれど、小説も続編の「スカーレット」も読んだのは中学生だ…

えほんのせかい こどものせかい

えほんのせかい こどものせかい 保育士さんや絵本のことに詳しい方なら松岡享子さんも東京子ども図書館も有名なのかもしれませんが、私にとってはたまたま手に取った文庫本での初めての出会いでした。 この読み聞かせしている女性が松岡さん↓ 1935年に神戸で…

あなたのいえ わたしのいえ

あなたのいえ わたしのいえ ホームレスの人が図書館を占拠する「THE PUBLIC 図書館の軌跡」を見たばかりだったので、この絵本がとりわけ染みました。 家ってなんなんだろう?という問いかけを子どもと一緒に紡いでいく良い絵本だと思います。 加古…

総理通訳の外国語勉強法

こういうハウツー本を買おうと思う事はあまりなかったですが、この人の言語があまりなじみにのないアラビア語だった事と、最近ハングル語講座をテレビで見ているので「今から英語以外の新しい外国語を学ぶ日本人必読の書」というフレーズに興味を惹かれて読…

ワイルドサイドをほっつき歩け

読む時間がなくても読みたいものは読み終わるものですね。 朝の時間に1章ごと読み進め、今夜読み終わりました。 この人の「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」を読んで沸き立つ興奮を抑えきれずブログに投稿をしたのはもう一年近く前。 tototomo…

娘心にブルースを(原由子著)

身内びいきで恐縮ですが、うちの姉の面白いエッセイを見つけるアンテナはかなりすごい。 何冊が送られてきた本の中でこれを手に取ったらあっという間に読み終わってしまった。 サザンオールスターズのものすごい大ファンって訳でもなかったのに、思い込みの…

春になったら苺を摘みに(梨木香歩著)

正直、私はエッセイというジャンルをなめてたなと思う。 こんなにも距離的にも時間的にも広がりをもち自分を遠くに運んでくれる一冊をかなり長い間本棚で眠らせていたことを後悔しつつ、今だから読めてよかったのかもしれないと思う。 色んな場面に話が飛ぶ…

CNN ENGLISH EXPRESS 2020年6月号

6月号は特集に3月12日にアメリカ下院で行われた民主党のケイティー・ポーター下院議員の質疑のダイジェストが音声CD付、英日訳で確認できるのが購入の決め手になりました。 全米で新型コロナウィルスの検査を全国民が無料で受ける権利を勝ち取った瞬間…

13坪の本屋の奇跡

読み終わるのが惜しくって残りページを意識してしまう本との出会いは数年に一度あるかないかだと思うのだけれど、これはまさにそんな僥倖の一冊です。 サブタイトルの「闘い、そしてつながる」隆祥館書店の70年のうち自分が知ってるのは、この町に引っ越し…