珍しく12歳の娘さんも観てみたいというので、二人で観てきた。
エイス·グレードは8年生=13歳でアメリカではミドルスクールを卒業して高校へ進む学年。
主人公の女の子の気持ちをかなり丁寧に描写してて、お父さんとのシーンではグッとくるものがあった。
今回の作品を親目線で観てしまうのは、娘さんといったからなのかどうか...
映画って観に行ったシチュエーションによっても印象が変わるのが面白い。
で、行ってみて(というか観ながら)気が付いたのだけれどアメリカの映画協会(映倫みたいなの)にR指定(17歳未満は保護者同伴)されてる映画だった。
直接のきわどい描写はないもののなかなか娘さんと二人で観に行くにはお互い気まずいわ!って箇所もあり、お母さんとしてはヒヤヒヤしましたが、一緒に観れてよかったと見終わって思った。
実際アメリカでもR指定にされたことで、見てほしい世代が一人で観れないことに批判も起こったらしい。
監督自らもこう語っている。
I didn't feel like the responsibility to portray the reality what we felt was appropriate for kids.
子どもに「ふさわしい」(と、大人が思う)現実しか描いてはいけないとは思わない。
正直、ソーシャルメディアがこれだけ発達した社会で、R指定にどれほど意味があるのかとは思う。
でも、うちは娘さんも楽しんだみたいだし、我が家にとっては正解でした。
作中で主人公が父親に結構あたりがきついのだけれど「うちと一緒や」と言っててウケた。
あ、字幕は石田泰子さん。
ハコ割とか大胆で勉強になりました。