映画好きお知り合いに誘ってもらって先日「ジョジョ・ラビット」を見てきました。
あんまり前知識を入れずに見たけど、よかった!
子供の視点でとらえる作り方も、大人の自分の視点が混じって余計に切ない。
ファンタジー風に描くからこそ、迫ってくる時代の異様さ。
それぞれの役者が本当にゾクッとするほど芸達者なのでコミカルでも怖さは残る。
先日ネットフリックスで観た「マリッジ・ストーリー」でスカーレット・ヨハンソンがいいなぁと思っていたけど、こっちもすごかった!
一人二役を演じて踊るシーンとか、彼女でないと成り立たないだろうなぁ。
インテリアやファッションもかなり私のツボをついてて、でもちゃんとファシズムの空っぽさや、思考停止して熱狂することの怖さは描いてて、個人的にはアカデミー賞はこれにとってほしいかも。
今回は3人で見に行きましたが、映画好きの人と一緒に観ると、見終わってからいろいろ教えてもらえるから私のような映画素人はとっても参考になる。
終わってからの感想交流も含め有意義な時間でした。
字幕は牧野琴子さん。
自然で邪魔にならない理想的な字幕でした。
一緒にいった友達曰くドイツなまりの英語だったらしい。
私にそれを察知する能力はないですが、どおりで聞きやすいと思った。