自殺された近畿財務局の赤木さんの手記の掲載された3/26号と、その後を特集した4/2号を買った。
今回初めて買った週刊文春の印象は赤木さんの特集以外は、ざっと見たところどうでもいい記事も多いけど表紙が素敵(和田誠さんだった!)。
ここまで具体的かつ詳細な「遺書」が出てきてすぐに「再調査はしない」と言い放つ麻生さんや安部さん。
赤木さんを自殺に追いやった、文書の改ざんを指示した上司たちが揃ってどんどん出世していってる事実が、社会全体に「諦め」と「忘却」を押し付ける現政権とそれを補完する組織の醜さを示している。
それでも赤木さんの奥さんは闘うことを決めたんだな。すごいなと思った。
ところで先日、赤木さんのお父さんの手記の載った文藝春秋の特集号について書いたのでそちらもご紹介。
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特集号は他の記事も読みごたえがあったけど週刊文春は。。。
正直お金出して買うことにコンビニでしばし躊躇したけど特集内容に買って賛同しようと思いなおした。
そして、どちらの号も能町みね子さんの「言葉尻とらえ隊」のコーナーが面白かった!
同じことを見聞きしても、この人のように少しだけ執念深く、毒を盛って文章を綴れたら爽快だろうと思う。
お買い上げになった方は、他は読まなくてもこのコーナーは必読です。