以前ムビリオバトルに誘ってくれたお知り合いの最近のおすすめと聞いて朝から観ました。
テイラー・スウィフトのファンでもない私が観て、正直言って楽しめるかな?と思ったけど、いい意味で大きく振りかぶって予想は裏切られました。
別に音楽好きじゃなくても、万人にお勧めする映画です。
何もないところから物を生み出し、何かがひらめく時の人間ってこんなに格好いいのかと曲作りをするジャージ姿の彼女の姿にワクワクする。
後半、共和党の強いテネシー州出身のカントリー歌手の彼女が公然と民主党支持を表明した裏側も描かれる。
若い頃はトーク番組でバービー人形のようににっこり笑い、
私には投票する権利はあるけど、人に政治の話をして居心地悪くする権利はないわ
と、保守派の司会者のおじさんを大喜びさせていた彼女が、主張する大人に変わっていく場面はこのドキュメンタリーのハイライトだと思う。
結局テネシー州はテイラーの呼びかけで若者の投票率は7倍に増えたけど、トランプの女版みたいな候補者が勝利する。
そのニュースを見てすぐに彼女が作った歌がエンディングでも流れる。
これほんとにいい歌だなと思う。
基本的には私は歌詞のところを英語で観たいので英語字幕で観ましたたが、時々チェックする日本語字幕も「なるほどー」ってものが多かった。
日本語の字幕で十分楽しめると思います(☆主要な歌の歌詞はちゃんと日本語訳がでます)
あと個人的には最後らへんで私が前に取り上げた「クイア·アイ」のファブ5も登場したりで盛り上がりました↓