昨日は字幕学校のトライアルの締め切りでした。
提出した後の解放感たるや!!!
何でもできる気がしますが、とりあえず昼寝しました。
で、今回の課題も10分くらいの中に盛り込まれたネタの多かったこと!
そして陥入爪!まで!!!!
でもまぁお陰で全然詳しくないシェイクスピアがちょっと身近に。
とくに中野好夫さん訳の「ロミオとジュリエット」の解説を読めたことは私にとっては収穫でした。
こんな日英両言語の達人がそれこそ七転八倒しながら訳を繰り出していたのだな。
その苦労が迫ってくる文章をご紹介。
本訳書の読者はおそらく「心ウキウキ」だの「パンパン嬢」だの、その他数多くの生々しい語彙が頻出するのに驚き、次には眉を顰められることだろうと思う。ただ訳者は、シェイクスピアを冷灰的死語や生気ないお上品言葉の連続にするよりは、むしろ多少卑俗、俗悪でも溌剌として生きた現代感覚の方向へ誤りを犯したかった。
1951年に中野氏が書いた解説の最後の部分です。
戦後6年しかたっていない時期にこんなに豊かに英語を日本語に翻らせる人がいたという事実だけでも茫然とする。
他にも、たまたま古本屋でみつけたローリングストーンズの歌の歌詞の英日両方がのってる「詩集」も面白かった!
結構簡単な英語の歌詞で歌っているのだなぁ。
あと、よくタイトルは聞くけど読んだことのなかった「ライ麦畑でつかまえて」の英語版もこの機会に買ってみました。
英会話のアメリカ人の先生は「主人公が恵まれすぎてて中学生で読んだときは共感しなかったけど、アメリカでは映画とか本にはよく出てくるから、自分は見逃した部分があるのかと思って大人になってからもう一度読んだよね。好みじゃなかったけど」と言っていました。
さて、どんなもんでしょうか。
と、いうことで出来はどうあれ、自分の知らない世界を広げてくれるのが映画です。
そのことを痛感しつつトライアル自体は。。。まぁ、ねぇ。