人間は失敗して、恥ずかしい思いをして学ぶ。
ルーズベルト大統領もかつて
The only man who makes no mistakes is the man who never does anything.
ミスをしない人間と言うのは、何もしないやつのことだ
と、言っています。
以前、濃縮果汁を輸入する会社に勤めていた時に、アメリカからのお客さんを某有名お菓子メーカーにお連れする機会がありました。
そこまで英語に自信はなかったけれど、果汁はフルーツの名前だし、アップルもバナナもパイナップルも聞き漏らすわけはないと油断していたら突然お客さんの口から飛び出した単語が「エーペコ」。
頭が真っ白になりつつ聞き返す私、繰り返される「エーペコ」
吹き出す冷や汗、泳ぎだす目…・
すると目の前の技術屋さんらしい男性がそっと「アプリコット…」とつぶやいてくれました。
あれ以来アプリコットの発音は骨の髄まで染み込みました。
アメリカに行ってすぐのころ、借りていた建物の共有の庭をいつもきれいにしてコンポストも管理してくれている男性に、「庭仕事の才能があるね」と言いたくて昔どっかできいた
You have a green thumb.
を使うつもりが
You have a blue finger.
と言ってしまい、あっけにとられた顔をされたこともある。
そのあと2人で「アバターかよ!!!」って爆笑したけど、あれ以来何がっても指は親指で緑色だと肝に銘じている。
で、なんでこんなことを急に思い出したかと言うと、さっそくトライアルの答え合わせをしようと思って、一緒に勉強していた人と答案を交換してみた。
あぁぁぁぁ!!!!
アメリカのメイン州は日本の朝日新聞社の用語辞典では「メーン州」で統一されているのに、私は「メイン州」と書いてしまっていました。
(発音はどっちかっていうとメインじゃね?)とか、(ネットで検索したらメイン州のがヒットするぞ)とか言いたいことはあるけれど、用語集に書いてあることはそれに準ずると言うのが字幕の世界の規定。
そして、そういう一つ一つを見られるのがトライアルです。
メーン州と書けた人が「調べた人」なんだなぁ。
トライアルに興味のない人にとってはなんの意味もない投稿ですが、なかなかに痛恨のミスです。
傷心ついでに「失敗は成功のもと」の英語も調べてみました。
うん、また頑張ろう。
No pain, no gain.
Every failure is a stepping stone that leads to succes.
It's just another lessen learned.