江戸の恋(田中優子著)

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江戸の恋

皆さま新年あけましておめでとうございます。

今年は帰省も外出もせずに読み正月を満喫しております。

今年の干支は牛ですが、私の干支は蛇。

巳年の執念深い私が今年年末年始をまたいで読んだのはこちらの一冊。

覚えておりますでしょうか?

昨年の政府による学術会議の任命拒否を。

宇野重規さんとご一緒に拒否された田中優子さんなれば、本棚に長ーく置きっぱなしになっていたこの新書も読まざるを得ない。

でもって、びっくりしたわ!!!!

江戸のみなさんの自由奔放であっけらかんとした性生活に。

これは20年近く前の著書なので、まさかこの本の内容が公序良俗に反するから任命を拒否されたわけではないでしょうが、それにしても今の常識から言っても江戸のみなさま爽やかなまでにやりたい放題・・・。

 

大変興味深い本なので私のように江戸文化ビギナーの皆様にこそお勧めします。

 

あと、恋文の章のこの文章はとても納得がいった。

「癒し系」の「系」や、「私的には」の「的」や、「~みたいな」という言葉は極力使うのはやめよう。言いたいことをぼかして曖昧にさせる表現方法だからだ。ものごとはできるだけはっきり言ったほうが、あなたの居場所が人に伝わる。

 

物事をはっきり言う女は今の政権にとって嫌なんだなということはよくわかった一冊でした。