前回に引き続きハートストッパーについて沼の中からお伝えします!
てか、もうドラマ化の影響もあって英語圏ではヤングアダルト部門の一位になったり、ネットフリックスで見られてるドラマの5位になったりして旋風は私が沼をかき混ぜなくてもじゅうぶん吹いている訳ですが。
私がこの作品を知って一番思ったのは、切実に必要としている十代の子たちに一人でも多く届くといいなということです。
その意味では自分で買って読めない子たちも手に取れるように(日本語版なんて 一冊1200円!)図書館とかの公共の場所にあることがとても重要だと思う。
すでに色んな学校で図書館司書の人がブースを作ったりしています。
ツイッターでHeartstopperとLibraryで検索しただけでもたくさん出てきます。
これとか
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「もうドラマはみた?すでに2回観たって生徒もいたよ。もちろん図書室には原作漫画もあるし、無料の塗り絵も配布中!」っていいなぁ。
こっちは生徒たちがハートストッパーをテーマにしたベイクセール(焼き菓子を売って売り上げを自殺防止の団体等に寄付する取り組み)をしてる。ケーキが可愛い!
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5年前のこの時期に見学させてもらったサンフランシスコの公立小学校の図書室の事を思い出しました。
こういう空間だと子どもたちは自然に集まりたくなると思う。↓
学校の色んな所にこんなポスターが貼ってあって、下のところには図書館司書の「ミスター○○とミズ○○はあなたと会えるのを楽しみにしてるよ!」と書いてある。
こどもの日だから書くわけじゃないですが、子どもの近くにはたくさんの活字を読む大人がいて欲しい。
たくさんの本の中から、その子に必要な一冊を絶妙なタイミングで差し出せる人が。
最後になりますが、日本語版の翻訳はあの字幕翻訳者の牧野琴子さんがされています!
あっと言う間に3巻まで日本語版が発行された陰に、きっとこれを早く日本の人たちにも届けたいという牧野さんや関係者の熱を感じます。
全国の子ども関係の皆さんや図書館関係の皆さんにもこの熱が伝わりますように!