リカ活動家の日々のこと

リカちゃん人形に着物を仕立てて着せる沼に浸かる活動家。

「大邱の夜、ソウルの夜」(ソン・アラム作)

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映画がこれほど面白い韓国で、漫画が面白くない訳はないと前から思っていた。

 

 

とても個人的な話なのに、あまりに普遍的だからあぁ、ここにも確かなオンナの連帯があるとじんわり思える。

 

ヒリヒリした部分を隠したり晒したりする2人の女(ホンヨンとコンジュ)が、それでも繋がることをやめずに続いていく話に、結局は希望があると思う。

 

確かな既視感が海を越えて心を強くシンクロさせる不思議。

漫画はもう国境が無くなっているのだなぁ。

 

そして、最後にジャンルを問わず最近の韓国のデザインの洗練されっぷりは本当に羨ましいと思ってましたが、この漫画の装丁はその意味でもとても良い。

 

ソン・アラムさんの他の作品も引き続き日本で読めますように!