リカ活動家の日々のこと

リカちゃん人形に着物を仕立てて着せる沼に浸かる活動家。

2022-10-01から1ヶ月間の記事一覧

絵本「生きているかぎり語りつづける」

何年か前にご近所の本屋さんがこの本と被爆者の谷口すみてるさんの講演会を企画されたことがあった。 この本を買って申し込んだのに、当日子供が発熱し見送った。 で、何年か経つうちに谷口さんはお亡くなりになり、私はこの本を本棚にしまったままで、なん…

本「ぼくらのなまえはぐりとぐら」

先日、山脇百合子さんが80歳で亡くなられた。 こんなに豊かなものを日本の子どもに残してくれた人はそうはいない。 と、言いかけてこの本を思い出した。 何年か前に福音館書店「母の友」編集部が発行した「ぐりとぐら」のすべて。 この本には世界中のさまざ…

本「ロシア大地が育む家庭料理」

春に上京した時に、蒲田の古本屋さん「あんず文庫」で買った一冊。 一昨日に投稿した「夕暮れに夜明けの歌を」の中でブリヌィを友達と食べているシーンで思い出して開いてみる。 3パターンのアレンジまで!! 本は出会ったときはなにげなくても、ある時ふと…

漫画「正反対な君と僕」(阿賀沢紅茶作品)

わたしは青春漫画がいくつになっても好きですが、このところイチオシなのはめずらしくジャンプコミック。 1巻を読んで大変可愛い主役のふたりに満足してたら新刊の2巻は脇役メンバーもいい感じ。 これ、ちょっと捻くれた人も、いびつな人も、みんなあったか…

本「夕暮れに夜明けの歌を」(奈倉有理著)

いろんな気持ちが湧いてきて、懐かしい記憶が蘇ってくる本だった。 彼女がロシア語に出会い、20歳から暮らしたロシアの大地。そこで出会う人たちは優しくて、悲しくて、愛おしい。 かつてアメリカで暮らした日々で、人との距離感が楽だったことを思い出す。 …

相反する気持ち

スッキリ暮らすなら、行ってはならぬ場所。 それが100円ショップ。 「収納を増やすなら物を減らす」 「安いから買うは本当はいらない」 分かってますよ!!! はい、収納ボックス買いました。 アート・アンド・クラフト運動のウィリアム・モリスの提唱した魂…

本「アメリカ分断の淵をいく」(國枝すみれ著)

アメリカがこんなに分断されてしまった背景にはラスティングベルト(錆びついたベルト地帯)と呼ばれる、かつて製造業で栄え今はまともな職がない地域の衰退が間違いなくある。 先日、英会話の先生が「REPLECEMENT THEORY(置き換え(陰謀)論」という言葉を…