リカ活動家の日々のこと

リカちゃん人形に着物を仕立てて着せる沼に浸かる活動家。

2021-01-01から1年間の記事一覧

2021年のご挨拶

2021年も終わろうとしています。 たくさんの本や、映画や、人にも出会えた一年でした(ブログに書いたので思い出せる) 欲を言えば早起きしたいとか、痩せたいとか、トライアルに受かりたいとか、家が汚くて嫌だとか、、、煩悩は尽きませんがまぁ、そんなも…

映画「ダーク・ウォーターズ」

2021年に劇場に足を運んで最後に観た映画はこちら↓ もう、冒頭の映像からして「あ、ええ映画やな」と分かるイントロ。 そして、「ハルク」でヒーローを演じたロブ・ビロットが全く違う、地味だけど本物のヒーローを演じている(今回は主演とともに、製作も担…

本「楽しく 生きる」(藤野高明著)

先日「大阪民報」紙上でお元気そうなインタビューを読んだところで、タイムリーにまちライブラリーで発見したので借りてみました。 大阪市立盲学校の元教員である藤野高明さんが様々なところに書かれた文章をまとめた一冊。 戦後、弟と遊んでいた時に見つけ…

本「英文法の教科書」(牧野智一著)

最近うちの14歳と一緒に英語をする機会があって、あらためて「三単現のS」とか「普通動詞とBe動詞」とか考える機会になったのでこれを買ってみました。 タイトルは「一度読んだら絶対に忘れない」という前置きが付いてますが、こちとら忘却力だけは自信があ…

今年最後の英語レッスン

自分のSNSの4年前の投稿に、「今日から英語学習を再開」とあった。 週に一度1時間の英会話4年間続けてきて、どこまで伸びたのか、あるいは現状を維持できているのかは分からない。 でもここ一年くらい同じ先生に習っているのだけれど、その人の選んでくれる…

本「派遣社員あすみの家計簿」(青木祐子著)

何やら収支が合ってるんかなぁと漠然と不安になりつつ、家計簿を付けられない私。 でも細かくケチなので書店で見かけたこの本が気になっても定価で買う勇気はなく、その場でポチっとメルカリで購入。 ダメ男に引っかかる女友達と話してるような気持ちになる…

詩集「詩ふたつ」(長田弘作 クリムト画)

先日近所の方に「茨木のり子さんの詩を時々読みます」と言ったら「これも好きかもしれないですよ」と貸してくださいました。 2つの詩もとても静かな気持ちにさせてくれる上に、クリムトの風景ががとてもしっくりとそれらの詩と寄り添っていました。 クリムト…

映画「Come &Goカム・アンド・ゴー」

久々に劇場で映画を観てきました。 この映画の舞台になった場所に一番近いであろう映画館で、かつ日曜日、しかも一日一回しか上映しないからか、すごくたくさんお客さんが来ていた。 普段私が観に行く映画はあんまり人が入っていないのが多いので、こんなに…

本「サンドイッチクラブ」長江優子著

私はもう子どもではないので、児童文学というものを読まなくなって久しい。 この世代の子ども向けに書かれた本は、絵本と違って子どもが文字を読めるようになるのであえて手に取らない。 それはとても勿体無いことだなぁということを思い知った一冊でした。 …

映画「ニューヨーク公共図書館」

これ!このブログで紹介していませんでした! ワイズマン監督の最新作「ボストン市庁舎」が劇場で公開中だからか、今ならHuluで観れます。 そして長いことでも有名なワイズマン監督の作品にしては珍しくたったの3時間25分です。 是非恐れずに観始めてほしい…

ドラマ「百合子さんの絵本」

U-nextで観れたので気になっていたこちらを。 2016年の終戦スペシャルドラマですが、なかなかに見ごたえがありました。 日本にムーミンを紹介した小野寺夫婦は、戦争中は実はスウェーデンで戦争の情報収集にあたっていたという事実を初めて知りました。 その…

本「新しい須賀敦子」(湯川豊編)

このブログで須賀さんの本を取り上げるのは三冊目。 昨年、たまたま見つけた文庫本で彼女を知って、そこからとても好きな作家さんになった。 でも須賀さんはすでに亡くなっているので読み終えてしまうのがもったいなくて、急いで著書を読み進めないようにし…

映画「ファイティングファミリー」

ちょっと!!!もうびっくりするほど面白いわ!!! これ本当に私のようにまったくプロレス興味ない人でも絶対観た方がいい。 というか、主役の今をときめくフローレンス・ピューのファンじゃなくてももれなくファンになるから観た方がいい。 脚本と監督をし…

映画「スウィング・キッズ」

前回投稿したムビリオバトル。 嬉しいことに勝ちました!! 「学び」がテーマの今回私が紹介したのが「スウィング・キッズ」 他の参戦作品と一緒に写真でご紹介。 後、結局この通り話せなかったけど5分のプレゼンタイムのために書いた原稿も貼り付けます。 *…

ムビリオバトルに参戦!

今週末は久々にリアル開催されるムビリオバトルに参戦します! moviliobattleosaka.wixsite.com テーマは「学び」持ち時間は5分。 人が5分スピーチする文字数はおよそ1500文字だとか。でも映画は決めたけど、まだなんにもまとまってないんだよなぁ。 学びっ…

トライアルをまた受けた「47歳人生のステータス」

先週また字幕のトライアルを提出しました。 課題作品はこちら↓ www.star-ch.jp これは私の受験ブログでもあるので(知ってました?)今回の事も書いておく。 と、書いているということは半年前に受けた前回のトライアルは落ちた訳です。 ↓ tototomoton.haten…

本「カムカム エヴリバディ」の平川唯一」

もうあと一週間で今の朝ドラ「おかえりモネ」が終わってしまう…。 御多分に漏れず、坂口健太郎演じる菅波先生にハマってるので寂しいですが、ハッピーエンドで次の朝ドラに行ってほしいなぁ。 で、次の朝ドラは女三代にわたる久しぶりに連ドラらしい設定が帰…

映画「グレタ」

今日から大阪で公開なので早速観てきました。 グレタさんの闘いをここまで身近で追った映像はこれまで無かったと思う。 日本にいても断片的に伝わってくる彼女の活動ですが、一人で選挙前に学校をボイコットして座り込んだ映像からスタートして国連までヨッ…

映画「リアリティ・バイツ」

コロナ禍でのストレス解消には推しの存在が欠かせないですが、皆さんの推しは誰ですか?私はこのところイーサン・ホーク。 U-NEXTで今はこの作品を楽しめます。 今の彼も好きですが、90年代の若い頃のイーサンは本当に惚れ惚れする。 相変わらず歯並びが悪い…

私の執念深さ

私は物忘れは激しいけれど執念は深い。 ずーっとSNSのアイコンは「わきまえない女」にしてあるし、一年前の菅政権の学術会議任命拒否を根に持っています。 このブログでもこれについては色々と書いております。 例えば任命拒否された中のひとりである宇野重…

本「親愛なるキティーたちへ」(小林エリカ著)

今年の夏は実家の母のものをかなり断捨離したのだけれど、気になる本は持ち帰って来ていた。 私は運命論者ではないけれど本とはなんとなく出会うタイミングというか縁みたいなものがあるなと常々思っている。 この本も長女が夏休みの宿題で「アンネ・フラン…

映画「マイ・ブックショップ」

U-Nextで観つけて早速観ました。 もうこのポスターがすべてを物語っています。 本が好きな人、本屋が好きな人、この時代のファッションが好きな人(あと、イギリス人俳優ビル・ナイが好きな人)なら絶対夢中になる作品です。 どのワンピースも、どの本の表紙…

映画「MINAMATA」

ジョニー・デップのドロ沼DV裁判の影響で、アメリカでは公開が延期になり、まだ公開のスケジュールがTBA(To Be Adviced=未定と配給会社のMGMが言っている)ですが、日本では今月23日から観れます。 初日に父親と観てきた我が家の中学生に「観に行った方…

映画「ネクスト・ドリーム」

好きな映画「イエスタディ」と同じ制作会社の作品と聞いてU-NEXTにあったのでみて観ましたが、これかなり好きな作品でした。 切り取られる風景がどれもオシャレで、野心のある女の子が主人公で、シスターフッドに満ちてて、完全に私の好みど真ん中でした。 …

本「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー2」(ブレイディみかこ著)

映画でも本でも続編がよりよくなることは稀ですが、これは大丈夫。 大丈夫どころか、より面白い。 ブレイディみかこさんの文章の力もさることながら、登場人物の「ぼく」が成長を遂げ、ブレイディ家を取り巻く社会や情勢も刻々と変化するのだから、その後を…

本「地図でスッと頭に入る アメリカ50州」とリモート英会話

今日のリモート英会話で驚いたこと。 今習っているアメリカ人の先生が学生時代を過ごしたデラウェア州は地元のデュポン社がめちゃくちゃお金を自治体に出すから税金がタダらしい。 美術館などの文化的なものにも湯水のようにお金を使うので市民は超安い値段…

本「雪と珊瑚と」(梨木香歩著)

シングルマザーでゼロ歳児を抱えた主人公が「赤ちゃん、お預かりします」の貼り紙を見つけるところから始めるこの作品。 都会の恐ろしい待機児童数を知ってると、まさにファンタジーとしか言えないような冒頭から怒涛に続くスピーディな展開にこんな風に事が…

漫画「ちはやふる第47巻」(末次由紀著)

この漫画の面白さをあえて書く必要もないですが、すごいのは毎巻ハッとするエピソードがあって、47巻も続いてるのに全然熱量が落ちないこと。 今回の巻で私が一番印象に残ったのは百人一首の読手として名人が心酔する元クィーンの山城さんのエピソード。 ど…

実家滞在 24時

なんのこっちゃなタイトルですが以前の投稿でも書いた実家のゴミ部屋を蘇らせるべく24時間だけ里帰りをしてきました。 コロナ禍ですので、ほぼ人には接触せず(母とは鍵の受け渡しのみ)夕方に到着し翌日の夕方に家の者にレンタカーで迎えに来てもらうという…

本「職業としての小説家」村上春樹著

2011年に私が滞在していたアメリカのバークレーはノーベル賞受賞者がゴロゴロいる、全米屈指のインテリの顔を持つ(他の顔もたくさんあるのでこの書き方にします)ところでした。 勝手な予想ですが読書家もはるかに多かったと思う。 そして、2011年は村上春…