リカ活動家の日々のこと

リカちゃん人形に着物を仕立てて着せる沼に浸かる活動家。

2019-01-01から1年間の記事一覧

2019年末に思うこと

気づいたら更新が一か月滞ってた。 なんでも習慣にするって難しいものですね。 もう、年内はこれが最後になるかもですが、映画に関して言えば2つニュースが印象に残った年でした。 ハリウッドで「イングリッシュ・ペイシェント」「華氏911」「グッド・ウ…

マンガ「生理ちゃん」

二階堂ふみ主演の映画も気になるけど、みに行く時間が取れないかもしれないので、とりあえず原作マンガだけでも読んでみた。 アンネナプキンが1961年に発売されたときのエピソードは秀逸でした。 そういえば母親の世代は生理のことを「アンネちゃん」ってよ…

映画「シャフト」「スパイダーマン Far From Home」「シャザム」

長い間飛行機に乗ると機内で何本か観れるのがうれしい。 とはいえ行きはかなり飛行機が揺れたので、「ワンスアポンナタイムインハリウッド」は途中で断念。 機内の揺れと内容が相まって気持ち悪くなった…。 で、帰りは思い切って普段見ない様なアクションも…

旅行「ホノルル・コオリナ」

初めてハワイに来ています。生まれて初めて聞くタイムシェアの説明会に参加して(参加するだけでできるリゾート体験ツアーとクーポン目的なので断った)こんな絵に描いたような虹に出会ったり、ぼーとしたり。なんの下調べもなく行った割には楽しめました。…

映画「ドリーミング村上春樹」

先週木曜日にこの作品を見てきました。村上春樹作品をデンマーク語に翻訳してきた女性のドキュメンタリー。言葉への執着が、村上作品への愛着が、そして自分の訳出への絶え間ない疑問と研鑽がすごかった。私は中学生くらいの頃に「ノルウェーの森」を読んで…

食べ物「胡椒」

ご近所の方からマレーシア産の美味しい胡椒をいただきました。 「白米にもあうし、、、実はアイスクリームにも、だまされたと思ってかけてみて」と言われました。 今夜ハーゲンダッツのバニラで試してみましたが確かに高級感が増す。 その方曰く「抹茶もおス…

絵本「がっこうだってどきどきしてる」

とにかく家に漫画と本が溢れるので定期的に古本屋さんに売りに行く。 で、今回は娘と一緒に選んで、何冊か絵本も売ることに。 貧乏性なので「売る前にもう一度読もう」となって選んだのがこれ。 絵もお話もかわいいので小学校に行く前の子供と読むのにぴった…

映画「YESTERDAY」

ああぁもう好みドストライクの作品でした。 そりゃ雑な設定と言えなくもない箇所もありますが、それを補って余りある制作陣のビートルズ愛が半端ない。 今回はこの前みた「ガーンジー島の読書会の秘密」でも主役だったリリー·ジェームスがヒロインなんだけど…

映画「エリン·ブロコビッチ」

台風でこもった連休初日に「なぁ何時からエリン·ブロコビッチ見る?」と、ちょっとテンション高めに相方に話しかけた。 いつものようにネットしていると思っていた相方が、実は電話会議中で、かなり恥ずかしい思いをしました。 この映画を観るのは多分20年ぶ…

本「チャックより愛をこめて」

和田誠さんが亡くなった。 ふと本棚から取り出しただけでも4冊、和田さんが装丁された文庫本が出てきた。 もう、字が和田さんだからすぐわかる。 その中でも最近買った黒柳徹子さんが若かりし頃に一年間ニューヨークに滞在した時のエッセイ集がとてもすてき…

映画「エイス·グレード 世界で一番クールな私へ」

珍しく12歳の娘さんも観てみたいというので、二人で観てきた。 theriver.jp エイス·グレードは8年生=13歳でアメリカではミドルスクールを卒業して高校へ進む学年。 主人公の女の子の気持ちをかなり丁寧に描写してて、お父さんとのシーンではグッとくるものが…

映画「パリに見出されたピアニスト」

やっぱり観てよかった! は時間とか、お金とか、余裕とか、もろもろ悩んで、でもやっぱり映画を観にいったらほぼ毎回思う。 でもこの映画は特にそう。 フランス版「リトルダンサー」というか、 ピアニスト版「リトルダンサー」というか、 とにかく私の好きな…

本「翻訳できない世界のことば」

冒頭から嫌なものを貼り付けます。 先日私のSNSにこんな広告が上がってきた。 ここまで吐き気を催す内容ではなくても、最近隣の国をバカにしたテレビ番組が多すぎる。 視界がせまく心無い言葉がはびこる自分の国に無性に腹がったったので、この本をパラパラ…

授業「寝ない」

今日から新しい項目「授業」が追加です。 と、いうのも字幕翻訳の授業をまた半年間再開したので、課題に追われ、映画とか本とか悠長なことが言ってられなくなりそうなので。 と、思っていたらしょっぱなの授業で先生から いいアウトプット(翻訳)をするには…

映画「教えて!ドクター·ルース」

珍しく夫婦で観てきました。 英会話学校で50歳くらいのアメリカ人の先生が「僕が若いころからすでにおばあちゃんだった印象があるけど、まだご存命なの?」って、この映画のことを話したら驚いていた。 どれほど長い間アメリカで彼女がセックス·セラピストと…

映画「ディリリとパリの時間旅行」

もう遅い時間で、隣で娘がけん玉の練習をしながら寝るのを待っているので、急いで更新。 child-film.com 映画館でみるのにうってつけの美しいアニメーションと音楽でした。 ベルエポックの時代って宣伝文句をよくわかってなかったけど、マティスにピカソにキ…

映画「ガーンジー島の読書会の秘密」

昨日、母と一緒に観てきた。 dokushokai-movie.com 予想をはるかに超えてよい作品だった。 読書会がなぜ行われるようになったのかを描く冒頭のシーンから引き込まれる。 切り取とられる構図の美しさには何度も息をのむ。 特に指輪の光が薄暗い部屋で反射する…

英語「I'm OOO」

仕事でメールするときは時短にもなるので、いくつかの略語を使う。 代表的なのは BTY=By the way=ところで FYI=For your information=参考までに とか。 昔、TGIF=Thanks God Its Friday!=やっと週末だ!を知った時には私も嬉しがって無神論者のくせによ…

漫画「嫁はフランス人」じゃんぽーる西

嫁はフランス人 字幕学校のコースをまた受けることにして課題(前より増えた)をしないといけないのに、こういう時に限って漫画パトロールをしてしまう。 そして面白い人を見つけてしまう。 じゃんぽーる西氏。 こんなふざけた名前だし、エッセイ漫画の本人…

まちライブラリーのこと

「わたしたちにはことばが必要だ」(イ・ミョンギョン著) 「THIS IS JAPAN 英国保育士が見た日本」(ブレイディみかこ著) まだ途中ですが、韓国のフェミニズムの今が知れる一冊と、イギリスと日本の今を比較する一冊をまちライブラリーで借りてみた。 しか…

映画「あなたの名前を呼べたなら」

映画より現実のほうが先を行くようになったら映画は面白くなくなるというようなことを前回投稿した「女性が映画をつくるということ」の中で高野さんが書いていた。 逆に言えば、未来の可能性を示してくれる映画は面白い。 インド映画「あなたの名前をよべた…

本「女性が映画をつくるということ」高野悦子著

何年も前に誰かからもらってずっと読んでいなかった 「女性が映画をつくるということ」(朝日文庫 高野悦子著)をやっと読み終えた。 https://www.amazon.co.jp/女性が映画をつくるということ-朝日文庫-高野-悦子/dp/4022642548 正直、そこまで期待してなか…

映画「シークレット・スーパースター」

先週の金曜日くらいから大阪で公開の映画は面白そうなのが目白押し。 特に上映中作品 | シネ・リーブル梅田 は気になる作品ばっかり。 トム・オブ・フィンランドと迷ったけど、今回はシークレット・スーパースターに。 secret-superstar.com さすがインド映…

映画「世界で一番ゴッホを描いた男」

昨年、映画館で宣伝をみて気になってたのに見逃していた「世界で一番ゴッホを描いた男」をやっと観た。 chinas-van-goghs-movie.jp そういえば中国のドキュメンタリーってこれまでみた記憶がない(忘れてるだけかもしれないけれど) こうやって地道に暮らす…

映画「大人の恋は、まわり道」

あのキアヌ・リーヴスとウィノナ・ライダーのラブストーリって聞いただけで、ある一定以上の年齢の人間は観たくなるよ。 ということで観てみました。www.koi-michi.com まぁ映画として怒涛の感動やら、ラブストーリーにときめきやらを期待してみるとあれって…

映画「ハロルドとリリアン」

レンタルビデオ屋さんでなんとなく気になって、返却期限ぎりぎりに観たらびっくりするほど興奮するドキュメンタリーで驚いた。 www.cinematoday.jp 映画の大半は80代のおばあちゃんになったリリアンが語る恋バナなのに、こんなに人を魅了する映画も珍しい…

映画「慶州」とアジア·ブック·マーケット

今週のお題「夏休み」 先日仕事は午前中で切り上げて、自分のための「夏休み」をとった。 何の予備知識もなくふと気になった映画を観るということは普段あまりないけれど、 メガネ男子好きのアンテナにこの映画がひっかかり、久しぶりにシネヌーヴォに行って…

本「町山智浩のアメリカ流れ者」と中国の映画のこと

「町山智浩のアメリカ流れ者」(町山智浩著・2018年)をパラパラと読んでいる。 アメリカ流れ者 友人に彼の映画評のラジオを薦められて聞いたら面白かったのと、町山さんが流れ着いたアメリカの地がカリフォルニア州のバークレーだった事がこの本をレジまで…

漫画「スキップとローファー」と「こんぺい荘のフランソワ」

小さいころから漫画ばっかり読んできた。 立ち読みで足腰を鍛えたといっても過言ではない子供時代。 今は大人になったので良い漫画はよい消費者として買うことにしている。 この「スキップとローファー」は最近のおおあたり。 2巻が発売されたと聞いたので…

本「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」(2019)

電車の中で読み始めて、読み続けたいから降りるのやめようかなと思うほど面白かった。 著者のブレイディみかこさんの文章は以前にも読んだことがあった。 1人でも加入できる労働組合の書記の人と、歌舞伎町のキャバクラで働いてる女の子の賃金未払いの団体…