読み終わって、血がたぎるまま撮ったらブレブレの写真ですいません。。。
外出自粛の週末に、娘の友達が2名も泊まりに来てる不謹慎な我が家。
「お母さん、おもしろい少女漫画あります?」とアドバイスを求められたので色々ひっくりかえしてたらBUTTERが出てきた。
まさにこれこそ多感な時期の、思春期にこそ読むべき青春スポ根(ソシアルダンス)漫画!
自分に過度に期待したり幻滅したり、他者に過剰に憧れたりムカついたりするあの頃の自分を思い出して再び赤面したい気持ちになる。
よくもあの何とも言えない気持ちを覚えてて描写できるもんだと思います。
そして、全編を通じて汗かいて恥かいて悩みつつ、「話そう!」って言いあいながら仲間で成長して、1巻の始まりと6巻の終わりでは全員めちゃくちゃ成長してるのがもう、たまらん感じなのです。
さらに、連載当時は一巻ずつ待ちに待って買ってたので、今回イッキ読みしたら大人の視点(親とか教師とかダンスの先生)で共感する漫画だという事にも改めて気づいた。
この漫画に出てくる大人たちは自分も悩みつつ、若い世代に少しでも誠実に在りたい人が多い。
無神経な人も、不器用で高圧的な人も出てくるけど、基本はそれも含めて人間集団が描かれているのがこの漫画の一番の魅力なんだと思う。
個人的にはダンスの先生が
大人はそうやって期待しちゃうんだ。期待ってね、「思い通りになってほしい」ってことじゃないんだよ。分かる?
(5巻より)
というセリフが一番刺さりました。
子育てにおいても、そこをはき違えてはいけないなと。
さて、娘のお友達に熱くこの漫画の良さを語っていたら
「あのぉ、、、お母さん、これ1巻が無いです」と遠慮がちに言われた。
まさかの紛失!
どうしよう。
不要不急の事態か?!