小さいころから漫画ばっかり読んできた。
立ち読みで足腰を鍛えたといっても過言ではない子供時代。
今は大人になったので良い漫画はよい消費者として買うことにしている。
この「スキップとローファー」は最近のおおあたり。
2巻が発売されたと聞いたのでそれこそほんとにスキップする勢いで買ってきた。
ヒロインがとぼけてて好感度が高く、好きになる相手の男の子がもてもての爽やかイケメンなのは少女漫画の王道。
でも最近の少女漫画のすごいところは「恋愛」がメインテーマでもないところ。
この漫画も主人公には夢(野心)があるし、恋愛に関してはやっと2巻でそれっぽくなってきたけど、そこまでフォーカスしていない。
何よりも高校生の時に感じたまわりへのあこがれや、嫉妬や、尊敬や、いろんな感情を思い出させてくれるまさに青春漫画!
読み終わったとたん「3巻をはやく!!!」と叫びたくなる一冊です。
と、ここまで書いて(女の子が夢を持つ漫画は昔もあったな)と思い出す。
陸奥A子さんの「こんぺい荘のフランソワ」(1981年)
絵本作家を目指すフランソワさんの日常がなんとも素敵なお話でした。
なるほど私は昔から「夢を追いかける女の子」と「自分も葛藤しつつ支える男の子」の恋愛&成長漫画がすきらしい。
ああ、いくつになっても読みたい漫画が登場してくれることに感謝です。