私が学生時代はイギリスの炭鉱映画がたくさん作られた時期で(サッチャーさんの炭鉱潰しにブチ切れた映画人が批判的スタンスで映画を作りまくっていた時代)、「ブラス!」や「リトル・ダンサー」など、怒涛の傑作を劇場で号泣しながら観たことを覚えている。
もう圧倒的に荘厳で労働者の尊厳を真正面から描くこれらの作品と並んで、いつまでたっても忘れられない炭鉱映画といえば「フル・モンティ」
情けないお父さんと異様に可愛い息子(今回23年ぶりに観たらホンッとにキュート!)そしてアホなのに応援したくなる男たち。
それぞれの役者のお芝居も、音楽も、タイミングも、小ネタも、やっぱりすごくいい作品でした。
字幕はなんと松浦美奈さん。
この頃からもう字幕作ってるのか・・・。
すごいな。