名古屋といえば帯が連想されるほど、短期間で着物に魅せられております。
とうとうメルカリで一目惚れした名古屋帯を自分のために買ってしまった。
だって昔はみんなサラッとこれ着て普通に生きてた訳で、大正デモクラシー期の女たちの本を読み漁った昨年を経て、今年は自分で着物を着てみたい。
右も左もわかりませんがこの帯でお出かけすることを夢見て精進したいと思います。
そうそう、澤地久枝さんの「好太郎と節子」読みました。
おっもしろかった!
好太郎がビックリするほどクソ男やなと思ったら、その次もダメ男捕まえてて、愛息子も結構ダメな感じに育てる節子さん。
えー、、、って最初は思ったけどここまで来るとあっぱれです。
時代の制約もあるのかなとか最初は分析しながら読みましたが途中からもう節子ワールド全開で時代とか育ちとか抜きにしてもとにかくエネルギーと愛と自尊心に溢れた人だったんだろうなと。
きっと本人の引力が強すぎて寄ってきた男たちの方が吸い取られていったんだろうなぁ。
着物姿でヨーロッパへ旅立つ節子さんのハッピーな一枚が素敵。
いつかアトリエに行ってみたい。