今年ももう残すところ2ヶ月足らず。
ブログを書いておかないと、すぐ忘れてしまうので、長い間眠らせてたブログを「リカ活動家の日々のこと」として再始動することにした。
で、今日読み終わったのがこちら。
この2人が実は姉弟だと知って日本ペンクラブの企画した対談を視聴したら、ものすごく面白かったのでこの本は読む前から期待しかなかった。
その期待をもはるかに超えて冒頭からずーっと興奮で脳が騒がしくて大変だった。
2人曰く「団地のインテリ」だったご両親の話を読みながら痛切に(こんな風に子育てしたいなぁ!!!)と(あぁ、、、もう遅かったか?)の波が交互に押し寄せてくる。
奈倉さんが「おわりに」で弟のことを書いているけど、じんわり涙ぐみそうになった。
本を読むことが、風を吹かせることにつながる。
良い言葉だなぁと思う。
「僕は無力感に苛まれるところまでは非常によく分かるので、そこから先のことを考えたい」と言える逢坂さんの知性に強烈に憧れる自分がいる。
そのことにもホッとしている。
皆様も是非この「文学キョーダイ!!」に出会ってみませんか?