今日は何年か通っていた英会話の最後の日でした。
このところ会社の業績が振るわず私しか使っていない英会話チケットという福利厚生?を更新するのも心苦しい今日この頃でしたが、とうとう上司からも「もうちょっと業績が上を向くまで更新は待ってほしい」と言われてしまった…。
たぶん5年くらい週一で通っていたのですがついに終わりの日が来てしまいました。
最後の課題もタフだったので英語の勉強がてら載せておく。
「ある危険なイデオロギーが人工頭脳にまつわる議論の中心になりつつある」って感じのタイトルでしょうか。
まぁ全部を訳すのは体力、知力、集中力とどれをとっても追いつかないのでエッセンスだけいうと、このところ「長期的視点に立って人類の存続を考える哲学」がAIと相まって大流行してるけど、かなりヤバイという内容です。
IT界隈の有名大学(オックスフォードとかケンブリッジとかスタンフォードとか)で「トランスヒューマニズ=科学技術で人間の知能などを進化させる思想」や「エフェクティブ・アルトゥリズム=効率的な利他主義の意味」という思想と併せて「ロングターミズム=長期的主義」がかなり影響力を持ち始めているらしい。
まぁ、かいつまんで言うと「このままいけば気候危機や食糧難、戦争など人間の存続は難しい」という問題意識がまずあって「長期的な視野にたって」「効果的に」「遠い未来の人類のために」という発想になり、結論として「今生きている人たちの中で多少の淘汰はもうどうしようもないのではないか?」という話になっているらしい。
最大多数の幸福は求めない。
今生きているひとよりも圧倒的に未来に生きる人の方が(累積すれば)多いのだから、未来の人類のために効果的に優秀な種がどう生き延びるのか
みんなで考えてこっ!(キリ!!)
って感じらしく、そっち方面の会社にテック界隈の大金持ちはどんどん投資してるとか。
記事は最後にこの主張に批判的な人に
「この手の「主義」の熱心な信者がいる一方で、こういう主張をリードしている人たちの目的は利益に過ぎない。人類滅亡や世界の終わりという話は、確かにケニアの労働者が時給1ドル32セントで働いていたり芸術家や作家が搾取されているという話より煽情的だ」と語らせている。
知らないことばかりの記事でした。
ひとつの記事を読むのにイデオロギーの概念を調べるだけでも相当時間が食われる恐ろしい課題でしたが、先生最後まで容赦なくてそんなところも大好きでした。
それにしても色々単語忘れてるなぁ…。
英会話無くなったらもっと忘れるだろうなぁ。
ということで英語学習の投稿ぐらいは細々と続けていきたいと思うのでした。