実は英語字幕のトライアルで「コレット」という映画の課題が出されたので初めてこの映画を観ました。
100年前のフランスのベルエポック時代の作家だけでなく、当時のサロンで交わされるアイルラド民謡も聖書もギリシア神話も手相も、、、あらゆることが10分の課題の中に盛り込まれてて、こりゃ課題にうってつけだわ。
その上、調べ始めるとメインの人々はフランス人なのでフランス語でしか情報がなかったりして、なるほど字幕作る人は何か国語も分かると有利という事の意味を思い知りました。
さらに、やっとの思いで提出して答え合わせにこの映画をみたら英語力のなさと思い込みからくる衝撃の誤訳をしていたことが発覚し、へこむどころか、へっこみましたが、、、。
なにはともあれ、この映画とコレットという女性を知れたことは収穫でした。
なんたって、コレットを演じるのがキーラ·ナイトレイ。
↓の雑誌のインタビューを読んでから好きな女優です。
イギリスの左派演劇の俳優と脚本家の両親を持つ彼女は、
両親は明らかに左派の労働党支持者でした。家では戦争についての議論が盛んでしたね。
彼女の人気を不動のものにした「パイレーツ・オブ・カリビアン」の撮影合間に家に戻ると兄と一緒に反戦デモに駆り出されたと語っている。
演じることは強い政治的影響力を持ちうるという教えを受けながら育ったんです。
演じる彼女も本物のこれっとの生きざまもめちゃくちゃ格好いいです。
あの時代に裁判起こして自分の著書の権利を取り戻し、好きな人とはタブー無しで愛し合い、やりたいことはやりつくしてから、おばあちゃんになって「いい人生だった。もっと早く気が付けばよかった」なんて言ってしまうコレット。
観たら元気になりますよ。
(まぁもしかしたら繰り返し見すぎて、ちょっと贔屓目に書いてるかもしれませんが、ご容赦ください)