あまりにも昨日読んだエッセイがよかったので梨木香歩さん原作の映画「西の魔女が死んだ」がNetflixにあったので観た。
家の様子とか光の加減もかなり原作の持っている雰囲気の再現率が高い作品な気はする（あくまでも予想でまだ本を読んでいません）
大きな画面で観ると自然がいっぱいの映画なので癒し効果もあり、かといってストーリーもただ淡々と進むわけでもなく、丁寧な優しい映画でした。
そういう意味でも原作の持ってる文章の力にほれ込んだスタッフが、映画化したのだろうなと思う。
ただ、好みの問題ですが、私は本を読めばきっとそっちがもっと好きになると思う。
自分が観ておいて勝手な言い分ですが、漫画にしろ小説にしろ、最近はオリジナル脚本じゃない作品ばっかり。
英語でFrom scratch（ゼロから、最初から）という表現があるけど、そういう映画をもっと観たい。
あ、とってつけてフォローするわけじゃないですが、そんなこと言いつつ、ラストシーンで私泣きました。
そしてこの映画、主役の女の子とおばあちゃんの役の女優さんが良かったです。
この女優さんはシャーリー·マクレーンの娘さんで、子供時代を日本で過ごしておられたとか。
びっくりです。
