もうひとつ、気になっていたこの作品も観ました。
こちらはなんばパークスシネマで広い映画館でほぼ貸し切り状態・・・それにしても大きい映画館は検温もあるんですね。
初めてでびっくりした。
さて、ほぼ貸し切りでしたが映画としてはすごい見ごたえのある作品でした。
老いも若きもこんなに芸達者ですごいな!とシンプルに感動する。
そしてストーリーも重層的。
誰が味方で、何が本当なのか、最後まで見てもそれぞれに余韻を残す作品でした。
戯曲を映画化したと聞いて納得してしまう。
私は個人的には主人公のクラスメイト役をした若い女優さんの演技が圧巻でびっくりしました。
カナダの女優さんらしいけど、これから注目しようと思った。
そして、観終わったあとはそこまで思わなかったけど、人が生まれてすぐ与えられて物心ついてからも呼ばれてきた名前を、誰かに変えられるってやっぱりすごく本人にとって大きなことだ。と、ふと思った。
名前って色々なことを象徴するな。
ストーリーの性格上、多くは書きませんがアメリカの今を象徴するような作品のひとつだと思います。