心斎橋と新宿のシネマートでやっている映画祭の作品なのでチラシもパンフレットもないらしく、このチラシはハングルですが、
かろうじて裏は日本語でした(邦題どこにも載ってないけど)
前知識なく観始めたらあっという間に引き込まれた。
韓流ドラマを何作か観た事のある人なら絶対見覚えのある有名どころが勢ぞろいで、かなりスケールも大きく見ごたえのある映画でした。
韓国は実話ベースのシリアスな話をエンタメにするのが本当にうまいなぁ。
そしてこんな権力の腐敗の話をアメリカとの関係も描きながらちゃんと描き切る制作陣と受け止める超一流の俳優陣がいて、劇場に足を運ぶ大勢の観客のいる韓国が正直羨ましい。
この前ちょっと気になって調べたら韓国の人口は5000万人ちょっとで日本の半分以下なのに、映画にしろ書籍にしろこのところの存在感はすごいなと思う。
そして、冒頭から女優のイ・ハニさんの英語の発音に衝撃を受けた。
美しい発音で英語圏の出身なのかとプロフィール調べたらミスコリアでソウル大学院国国学科卒業で韓国の伝統芸能ノカヤグムとパンソリが得意ってどんだけ!?
とにかく面白いだけじゃなく、色々考えさせられる観る価値アリの映画です。
条件の許す方はぜひ!