ギリギリに映画館に着いたら満席!
諦めきれずに夜の回を観ました。
「創氏改名」って四文字をいくら社会科の教科書で習ったところで、たぶんそのことの持つ意味は腹に落ちない。
こうやって他国の名前や言葉を奪っていった過程を普通の人の暮らす情景で伝えてくれるから映画はすごい。
そして何より、それに抵抗して市井の人たちが文化を守ってきた史実が、重く熱く迫ってきて、観に行った映画館は上映中もマスク着用だったので、途中からメガネが曇って大変でした。
前に見た「金子文子とパクヨル」もそうだったけど、圧倒的に旧日本軍の蛮行を描いています。
でもむしろ懺悔の気持ちで観るよりも、知ってこれからの世代に伝えていくことを日本人の私はしたいと思った。
この映画を作った人たちは、普通の人が信頼で繋がって成し遂げた偉業を掘り起こすことで、韓国だけじゃなく観た国の「普通の人」に勇気を与えたかったのだと思う。
本当に主役も脇を固める俳優さんもみんな熱演で、特に子役のふたりがこれは反則や!ってレベルで可愛いです。
全ての上映回が満席になりますように!