昔はこういうハウツー本を読まないタイプの人間でしたが、最近は自分は時折こういう背中を押してくれる本がいるなと思っている。
これだけモノにあふれて暮らしていると自分で意識していないと、好きなものを購入してるつもりが買わされていることも多い。
この本は特に年齢を重ねてそれなりにお買い物歴が長くなり癖が出てきた自分の思考をリセットするためにも読めてよかったと思う。
何が響くかは人によるとは思いますが、ベストセラーだけあって力強い言葉が多かった。
例えば
福袋はゴミ袋
かつて収納上手な友人に「福袋には災いしか入ってない」と言われたことを思い出しました(笑)
あと、
バリエーションの呪い
雑誌の一ヵ月コーディネートとかを元祖着せ替え好きだった私はつい見てしまうけど、リアルにおしゃれな人は印象が変わらずいつも素敵だったりする。
買い物で失敗する時間もおいておくスペースも何よりも処分する労力ももったいない年齢に差し掛かってきているからこそ、若い頃数限りなくしてきた買い物の失敗を繰り返さない聡明な大人になりたいなぁ。
余談ですが何よりもこのタイトルの言葉は一緒に暮らす家の者に一番言いたい。
しかしあらゆる断捨離本に周りを無理やり巻き込んではいけないと書いてある。
モノも人もシンプルにはいかないからこそこういうハウツー本がはやるんだなぁ。