今日から大阪で公開なので早速観てきました。
グレタさんの闘いをここまで身近で追った映像はこれまで無かったと思う。
日本にいても断片的に伝わってくる彼女の活動ですが、一人で選挙前に学校をボイコットして座り込んだ映像からスタートして国連までヨットで行って演説するまでの彼女の姿を知ることができる。
周りの人とどう出会い、家族と過ごし、犬や馬と触れ合ってきたかも。
インタビューでアスペルガーについて聞かれて「障害だとは思っていないですが、症状があります」というような訳が付いていた。
確か「障害だと思っていない」のところは「I’m not suffering from it」と答えていたように思う。
そう、彼女が苦しんでいるのは気候危機が引き起こしている世界的な災害や種の絶滅や、森林の破壊だ。
最後の方ではむしろ気候危機に関してはみんながアスペルガー的要素を持った方が良いと思うほどだと彼女は語った。
私は彼女の親の側に年代は近いので、ここまで彼女に寄り添うお父さんとか、見守るお母さんのこともすごいなと思った。
彼女の紡ぐ言葉には力があり、彼女の存在そのものが危機感を体現してる。
問われているのは大人の自分なのだと思う。
すぐに投票日が近づいているから今、観れてよかった。
まだ投票できないグレタ。
気候危機の問題はもう彼女が大人になるまで待てるほど猶予はないと動く姿に、そこに呼応して動く世界中の若い人たちの姿に、本当に応えないといけないのは私なのだと思った。
気候危機を選挙の争点に。
投票をできる人がしないのはやっぱり駄目だと私は思う。
