リカ活動家の日々のこと

リカちゃん人形に着物を仕立てて着せる沼に浸かる活動家。

映画「リアリティ・バイツ」

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コロナ禍でのストレス解消には推しの存在が欠かせないですが、皆さんの推しは誰ですか?
私はこのところイーサン・ホーク

U-NEXTで今はこの作品を楽しめます。

今の彼も好きですが、90年代の若い頃のイーサンは本当に惚れ惚れする。

相変わらず歯並びが悪いところも、今よりも少し高めの若かりし頃の声も尊いです。

 

作品としてもウィノナ・ライナーと共演したこの青春映画は学生だった当時、あまりの格好良さに衝撃だった記憶がある。

ガソリンスタンドで突然踊りながら歌うナックの曲は自分の結婚式のテーマソングに選んだほど。

 

で、今回観てて驚いたのがこのシーン。

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仕事をクビになった主人公のリレイナに友達のヴィッキーが自分が店長をしているGAPで雇うよと誘うシーン。

 

1994年のこの映画当時はアメリカの時給も5ドルとかだったのか!!!

今や、バイデンさんが最低賃金15ドルに引き上げる大統領令を出すアメリカ。

 

もちろん議会の抵抗もあり、順風満帆なわけではないですが、それにしても当時から3倍以上!!!!

 

かたや日本は当時の私のバイト代は750円とか800円だったけど、今も最低賃金は東京でやっと1000円を超えた程度だ。地方なんて本当にどうやって生きて行けというのか…。

 

二つの社会を単純に比較できるわけではないですが、ほんっとに日本はこの30年以上、賃金が上がらずにきたんだなぁ。

ずっと割を食ってきた私たちの世代。

 

選挙前に聞こえの良いことを言っていますが、労働者派遣法を改悪し、非正規雇用を増やし、ジェンダーギャップを放置してきておいて「給付金」とか「格差是正」とか「追加経済対策」とか耳触りの良い言葉を並べるな。

 

90年代のイーサンにうっとりしてるばかりではいられない10月です。

とにかく前向きな変化を!

選挙終わったらイーサン・ホーク祭りをひとりでやってやる!!