数年ぶりに会った大学時代の後輩に「昔、tototomotonさんが「私の知識の9割は漫画やからな」と言ってて驚いた」と言われた。
我ながら言いそうな事ですが、中年になった今も相変わらずいろんなことは漫画でインプットしています。
先月末に救急搬送で入院した父親の「レビー小体性認知症」が急速に進行して、なかなか大変なことになっている。
あまりに急激な変化に家族も気持ちがかき乱される日々ですが、一番混乱しているのは父だ。
この本で知ったことはたくさんある。
超早口の我が家の女たちの会話は今や父には外国語のように聞こえること、目を合わせてゆっくり話しかけないと伝わらないこと、暴言や暴力のおおもとには「不安」があること。
さらにまえがきで「(認知症は)このまま増えていけば、2050年には1000万人を超える方が予想されています。」と書いてあった。
それって総人口の10人に1人くらいは認知症の社会になると言うこと。
ちょっと想像を絶する数字にたじろぎます。
今選挙で各党が色々な政策を出していますが、正直いま自民党の改憲草案が言うように「家族は助けあわなければならない」なんて書き込まれた憲法にされることは恐怖でしかない。
それにしてもこれ読んでびっくり。↓
https://president.jp/articles/-/26627
木村草太氏との対談で橋下徹氏が自分で作った「維新の会」の国会議員が憲法を知らなすぎると、無責任かつ赤裸々に語っている(ほんまこの人なんなん?)
とにかく私は公助がなくなり、自己責任と女が耐えしのぶ「美しい国の伝統」がはびこる社会で認知症になりたくない。
生活と政治は近い。
憲法と暮らしは繋がっている。