2022年最初の映画はこちら!
元旦に92歳になられたワイズマン監督。
人にとやかく言われたないから自分で会社作って撮り続けてるだけあって、彼の映画に時間の制約はない。
休憩時間を挟んで2時50分から夜の8時前まで観続けましたとも!
正直、前半ウトウトしかけたわ!!
それでも、やっぱり圧巻でした。
パンフレットによると監督を含め3人体制の撮影クルーらしいですが、精力的に動き回るボストン市長にカメラ抱えてついて回る90歳のワイズマン監督を思うとそれだけでニヤける。
ただでさえ長い映画なのに、監督は住民集会で発言する男性が全く同じことを2回もいうのに編集しない。
小手先の魅せ方や、効果よりも被写体に迫る。
以前アメリカで移民排斥に抗議し空港にとどまる人たちのシュプレヒコールが
「This is what democracy looks like!!=抗議する私たちこそが民主主義なんだよ!」で、そのリズムの格好良さと相まってしびれた。
この映画を見ながらじわじわこの言葉を思い出した。
散漫や、停滞や、後退や、繰り返し。
そんな、とっ散らかった民主主義を、それでも自分達の国の基礎に置くという覚悟が伝わる作品です。
Democracy is messy.
それでも、そこに希望をみる。
いい作品でした。
この市長さんは今はバイデン政権の労働大臣です。
そして新しいボストン市長には初めて若いアジア系の女性が就任しています。
こちらも注目ですね。
さて、最後まで読んでくださった方1名様にこの映画のパンフレットをプレゼントします。
【期限今週末1/10まで、その後、厳正に抽選します】
そう我が家にパンフレットが2冊。
直接送り先を教えてもいいよという方限定ですが、ぜひこぞってご応募ください。
【今年の教訓】家庭内での連携を密に取っていきたい。