とてもよかった。
冒頭の自転車のシーンですでに主人公のジャケットのフードが風で膨らむ映像で感じた(これ、いい映画だな)が、最後まで続いた。
1995年にアイルランドの高校生はこう言う感じかと、同じ年に日本で同い年だった私は感慨深かった。
This place will kill you.
ここに未来はないよ
こんなことを子どもが言うような場所を大人は作ったら駄目だなぁ。
でもまぁ、いつの時代もこうやって若者は親から自立する。
もはや世代的には主役の2人の母親の方に共感が寄り気味とは言え、自分の青春時代を思い出したり、あの頃の誰かや、着ていた服や、みていた景色が噴き出してくる作品でした。
それが良い映画という事だ。