リカ活動家の日々のこと

リカちゃん人形に着物を仕立てて着せる沼に浸かる活動家。

2020-01-01から1年間の記事一覧

西の魔女が死んだ

あまりにも昨日読んだエッセイがよかったので梨木香歩さん原作の映画「西の魔女が死んだ」がNetflixにあったので観た。 家の様子とか光の加減もかなり原作の持っている雰囲気の再現率が高い作品な気はする(あくまでも予想でまだ本を読んでいません) 大きな…

春になったら苺を摘みに(梨木香歩著)

正直、私はエッセイというジャンルをなめてたなと思う。 こんなにも距離的にも時間的にも広がりをもち自分を遠くに運んでくれる一冊をかなり長い間本棚で眠らせていたことを後悔しつつ、今だから読めてよかったのかもしれないと思う。 色んな場面に話が飛ぶ…

CNN ENGLISH EXPRESS 2020年6月号

6月号は特集に3月12日にアメリカ下院で行われた民主党のケイティー・ポーター下院議員の質疑のダイジェストが音声CD付、英日訳で確認できるのが購入の決め手になりました。 全米で新型コロナウィルスの検査を全国民が無料で受ける権利を勝ち取った瞬間…

DVD「YESTERDAY」

あえてカテゴリーをDVDにしてみた。 この映画は昨年、劇場で観てすごく良かったのですでにブログに書いていた。 tototomoton.hatenablog.com GW中に早速発売ほやほやのDVDを買ってプロジェクターで大音量で観て盛り上がりました。まさにそういうのに…

弁護人

ずっと家の者から今ならGYAOで無料で観れると誘われていた韓国映画「弁護人」をやっと観ました。 私が「タクシー運転手」という映画で好きになったソン・ガンホの、これまた「タクシー運転手」と姉妹的な映画というだけあって、最初のコミカルな部分から…

13坪の本屋の奇跡

読み終わるのが惜しくって残りページを意識してしまう本との出会いは数年に一度あるかないかだと思うのだけれど、これはまさにそんな僥倖の一冊です。 サブタイトルの「闘い、そしてつながる」隆祥館書店の70年のうち自分が知ってるのは、この町に引っ越し…

おとなの事情 こどもの事情

今回の新型コロナの影響で、いつになく一緒にいることが多くなり、パートナーのことで気づいたことがある。 普段は家ではあまり話をせず存在感のない男ですが、なぜかパンダやクマや昆虫の番組をみているときは、うるさい。とても、うるさい。 家にいること…

グレート·ハック

最近ネット·フリックスの番組ばっかり紹介してて自分でもどうかと思うけど、興味深い東洋経済の記事を見つけました。 toyokeizai.net 日本のフジテレビをはじめとする主要5社の年間の番組制作費は全部合わせても5000億円のところ、ネットフリックスは2018年…

ミス・アメリカーナ

以前ムビリオバトルに誘ってくれたお知り合いの最近のおすすめと聞いて朝から観ました。 テイラー・スウィフトのファンでもない私が観て、正直言って楽しめるかな?と思ったけど、いい意味で大きく振りかぶって予想は裏切られました。 別に音楽好きじゃなく…

新型コロナウィルスの真実

むやみやたらに怖がるのも、根拠なく勇気を出すのも、時節柄違うと思うので、情報と知識のアップデイトのために岩田先生の新刊を読みました。 冒頭から頭の中を整理できそうな一文。 今回の新型コロナウィルスを過去に経験した人は誰もいません。未体験なも…

おおきな きが ほしい

今日はシェイクスピアの命日で国際的には図書・著作権の日らしい。 私が一番好きな本は「おおきな きが ほしい」なので、今夜はこれを娘さんに読み聞かせてみた。 「ぶん·さとうさとる/え・むらかみつとむ」 いつもより丁寧に表紙の作者と画家の名前を読みな…

はじめてのおもてなし

別にNetflixの回し者ではありませんが、おススメの作品が目白押しです。 まずはこのドイツ映画「はじめてのおもてなし」 www.cetera.co.jp 去年映画館でみて、なんとも幸せな気持ちになりました。 ドイツの映画ってあんまり観た記憶がなかったのですが、ハラ…

82年生まれ、キム·ジヨン

最近、大手の書店に行ってフェミニズム関係の棚にいくと平積みしてある本のほとんどが韓国の翻訳本だったりする。 それだけ今の韓国は、力強い書き手も、送り出す出版社も、受け止める読者もいる国なんだと思う。 この本はその中でも昨年一番日本で売れた一…

GIRLBOSS

引きこもりの最近、このドラマ「ガールボス」はハマりました! www.netflix.com 20代前半で始めたeBayのショップを後に年商100億円を超える大企業に成長させたソフィア・アモルーソの自伝を「ゆるく」ベースにしたドラマです。 主役の女優さんもすごい…

リモート飲み会

お題「#おうち時間」 さてさて、このブログにはカテゴリーの項目があるらしく、今日は日常カテゴリーで更新してみます。 がっつり出勤で働いた土曜日。 リモートワークでできないことを一気に片づけたいから余裕がなくて、なにかと話しかけてくる上司にプチ…

本「いわいさんちへようこそ!」岩井俊雄著

在宅勤務になり、家で過ごす時間が格段に増えた。 なにかと一日に一回くらいはこどもにとって楽しいことをしたいと思う日々。 パンを焼いたり、枕無げしたり、スパイごっこしたり、、、色々やっていますが、結構ネタが尽きてきました。 で、改めてこれを読み…

和訳「新型コロナにうまく対応している国の共通点は女性リーダーだということ」

フォーブ誌の記事に、気になるタイトルの記事を見つけました。 www.forbes.com おおぉ、人類の半分である男性の反感を買いそうな記事だと読み始めましたが、具体的かつそれぞれの女性のやり方が興味深かったので珍しく和訳してみます。 長いですが、今の世界…

本「長くつ下のピッピ」 アストリッド·リンドグレーン作

30年ぶりくらいに読み返した「長くつ下のピッピ」 文句なしに面白かった! ピッピは、あたらしいお友だちふたりに、記念にちょっとした贈り物をあげました。トミーのは、きらきら光る、真珠貝の柄がついたナイフでした。アンニカのは、小さな箱で、そのふ…

ニュース CNN

最近はCNNのニュースは新型コロナ関連ニュースを約10分に一回は更新している。 edition.cnn.com 世界中のニュースを10分おきに配信するってすごいことだ。 今日だけでも国連事務長が「第二次世界大戦以後最大の危機」と表明したとか、 韓国のヒュンダイ…

映画「フル・モンティ」

私が学生時代はイギリスの炭鉱映画がたくさん作られた時期で(サッチャーさんの炭鉱潰しにブチ切れた映画人が批判的スタンスで映画を作りまくっていた時代)、「ブラス!」や「リトル・ダンサー」など、怒涛の傑作を劇場で号泣しながら観たことを覚えている…

漫画「BUTTER 全6巻」(ヤマシタトモコ著)

読み終わって、血がたぎるまま撮ったらブレブレの写真ですいません。。。 外出自粛の週末に、娘の友達が2名も泊まりに来てる不謹慎な我が家。 「お母さん、おもしろい少女漫画あります?」とアドバイスを求められたので色々ひっくりかえしてたらBUTTE…

雑誌「週刊文春」3/26号・4/2号

自殺された近畿財務局の赤木さんの手記の掲載された3/26号と、その後を特集した4/2号を買った。 今回初めて買った週刊文春の印象は赤木さんの特集以外は、ざっと見たところどうでもいい記事も多いけど表紙が素敵(和田誠さんだった!)。 ここまで具体的かつ…

本「柴田元幸の意見100」

翻訳とか字幕とか外国語を日本語にしたいという欲のある人にとっては興味深い読み物だと思う。 所詮自分の使える日本語しかうまく文章にはのらないといいう事を痛感するんです。(中略)だから結局、自分にしっくりくる言葉には限りがあって、それを活用する…

雑誌「TIME」

週に一度通っている英会話学校は古くなった雑誌を無料でくれるので時々TIMEを持ち帰る。 2020/2/3号は香港で抗議を続ける若者の写真が表紙で特集も「抗議者たちの顔」 (隣の号はニュージーランドの首相の特集) 表紙の子もそうだけど、取材されている子…

本「閨(ねや)と厨(くりや)」(寿木けい著)

www.kinokuniya.co.jp この人のことはツイッターで知った。 こういう出会い方をするのが今なのだなぁと思う。 多分この人は私とほとんど同い年だと思う。 大切な身内が欠けたり、奪われたりせずに生きてきた私と違って、最初から欠けているという感覚も、失…

NETFLIX「ブラック·リスト」

英会話でアメリカの情報公開法(=Free of Information Act)の話になった。 私のイメージではアメリカでは一定期間を過ぎたら過去の政権が行った決定プロセス文書などはすべて公開されると思っていたら「原則そうだけど、国家機密とかはほぼ黒塗りで出てきた…

本「子どもと旅する北欧フィンランド」 

第一子出産後の育休中にスェーデンに行こうとして勇気が出ず断念したことがある。 これをその時に読んでたら行ってたかもなぁと思ったり。 と、いうよりも私の死ぬまでにしたいことリストには常に「北欧旅行」が入っているので、コロナ旋風が吹き荒れる今は…

雑誌「文藝春秋」2018年5月号

服は古着が、本は古本が好きだ。 でもこれまで「文春砲」は聞いたことあっても文藝春秋は読んだことがなかった。 でも家の者が何故か2年も前の雑誌を見えるところに置いていたのでおびき寄せられて(?)読んでみた。 他の号は知らんけど、この号はかなりの…

雑誌「CNN EXPRESS」 2020年3月号

家の者が買ってきたのでパラパラめくったら、すごい読み応えがありました。 アメリカを作った歴史的判決9選の特集はかなり勉強になる。 実は字幕の勉強をしているとアメリカの映画とかは法廷物が結構あるんだけれど、日本と違うシステムに???となることも…

イベント「ムビリオバトル」

初めてお誘いいただいてムビリオバトル。 今回のテーマは「大逆転」 私は投票のみの参加でしたが、5名の方がそれぞれテーマにそったおすすめ作品を5分間プレゼンした後で、2分間の質疑応答に答えます。 紹介された作品は(順不同) 「サカサマのパテマ」 …